2013/02/25

BoostaBootsさんのレギオス(機甲創世記モスピーダ)のCGモデル

 マクロスのVF-1AとかのCGモデルを作ったりしてますが、今回はVeritech Fighter繋がりでBoostaBootsさんのレギオス(機甲創世記モスピーダ)のCGモデルのテストショットをご紹介。平面出し、全体バランスなどneat(=きっちりした)な仕上がりのCGモデルです。このレギオスを使ったショートムービー作りも計画しているらしいので、是非次に期待しましょう。

2013/02/24

「宇宙戦艦ヤマト2199」Vol.4でましたよ。

 うっかり過去に「『宇宙戦艦ヤマト2199』Vol.3でましたよ。」へのリンクをクリックしてしまった全国約120名の皆さま、今回が本ブログの初めての訪問となる皆さま、おはようございます/こんにちわ/こんばんわ。「宇宙戦艦ヤマト2199/第11話~第14話」のDVD/Blu-rayが発売、さっそく購入しましたよ。

 Vol.4とは関係ない話で申し訳ないですが、実はVol.3は一回見たきり。Vol.2がBGVにも使えたのでプレーヤーに入れっぱなしだったのとは雲泥の差です。要するに、2199オリジナルの語り口が肌に合わないのでしょう。Vol.3が面白かったのか面白くなかったのかと聞かれれば、「今は『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』の方が見たいです!」って話をはぐらかしそうです。

 Vol.4はとっちらか感がVol.3よりも露わ。結果、細かいことが気になるばかりという有様。2199の総監督が出淵氏と知った時点で、①Me262かMe163あたりのWWIIドイツ機のモチーフを絶対持ち込む、②耳がとんがった女性キャラが絶対出てくる、という直観があったのだが、実は既にその通りになっていということにやっと気付く、というのが一例。いい加減①②を外してくれば、プロっぽい雰囲気も出てくるだろうにね、と正直思います。

 とっちらか感のひとつの原因は、Vol.1から思わせぶりなセリフがとにかく多い所にきて、更に思わせぶりなセリフを重ねていくところ。その話の中でだけならカッコ良かったり、雰囲気が良かったりしても、こんな使い方ではそれだけで終わってしまいます。確信犯的に視聴者をミスリードしても良いから、思わせぶりなセリフの謎をちゃんと順次回収していくのが送り手側としての良識ではないかと思いますけどね。

 オリジナルは「アニメでSFをやろう」感がありました。「アニメ」は手段に過ぎない感がありました。私にとってのオリジナルの凄さは、「アニメ」という手段を選んでやりたいことをやった結果として、出来た作品が既存の「アニメ≒テレビ漫画」感を打ち壊し、表現手法や手段としての「アニメ」の可能性を実際に示してしまったことにつきます。つまり、「ヤマト」=「アニメ」である必然性はないのです。加えて、個人的には2199のSF感の欠如具合が本当に残念。私は「SFファン」ではあっても「アニメファン」であったことは一度もないので、私が2199に魅力を感じるか否かにとってSF感の欠如は致命的なのです。

 また、ハンドルしなければならないキャラクターの数を増やしておきながら、エピソード構成はとても群像劇向きとは思えないのも奇妙。森雪、ユリーシャの扱いも思わせぶりなシーンを重ねただけで、視聴者のミスリードを狙っている雰囲気すらVol.4では失われてしまいました。

 宇宙戦艦ヤマトという素材を「アニメ」で表現することは、「アニメを作ることを職業とする人たち」だけでは手に余るということなのでしょうか。

追記:「トランキ…ライザ?」なんてありましたね。有ったらヤダな、2199。
  • 佐渡先生の「…こう、もっとリキのあるヤツで引っ叩かないと…(驚愕、絶句)」その他諸々。
  • ・デスラー総統暗殺・クーデター計画「ワルキューレ」……ではベタ過ぎるので「ローレライ」……では終戦っぽいので「セイレーン」とか「オーロラ」、「トール」、「トゥーレ」、「ヴリル」。クーデター仲間同士の合言葉が「境界線(デマケーション)」。
  • ガミラス帝国の秘密兵器「ディー・グロッケ(釣鐘)」、かと思わせておいて実はヤマト搭載の自動航行装置の名前が「ディー・グロッケ」…ちょっと形が違うか。何れにしても究極の量子状態観測装置であってはいけませぬ。

2013/02/22

CONTE DE QUARTIER 1 : ORANGE O DESESPOIR +1

 タイトルは「オレンジの絶望」って感じでしょうか?クレジット表示が始まっても最後まで見ましょう(期待はしないで)。

 オレンジやパイナップルの表面にメッシュ制御点が見える気がするのは「職業病」ならぬ「趣味病」ですな。この作品みたいな良い意味で緩いモノを作ることが、実は私の目指すところ…です…けど…ね…ミサイルも好きだもんなぁ。

2013/02/21

「博士の異常な愛情(以下略)」のトレーラー紹介後の後処理

 本ブログをマメにチェックしてくれている遠方の友からメールあり。「『博士の異常な愛情(以下略)』を観たけど面白くなかったぞ」という内容である。「ま、そっかな」とか思わなくもないが、実に「バカバカしい」しい映画である点は合意できた。ついでなので思うところをメモっておこうと思う。

 個人的に「博士の異常な愛情(以下略)」のビビりポイントは、「良い音楽、計算されたカメラアングルや照明、デザインはもとより出来も素晴らしいセット、ジョージ・C・スコットを筆頭とする俳優陣の濃い演技エトセトラエトセトラ、が、結局バカバカしい」ところだ。タイトルのストレンジラブ博士は登場するもストーリー展開には一切関与せず、ただただ戯言を繰り出しながら意味のない小芝居(?)を続けるだけである。挙句の果てにあのセリフである。

 観客はまず間違いなく感情移入できる登場人物を見つけられない。自分をバカだと信じる一部の人間を除けば観客は文字通り観客のままであり、下手をすると人間達のバカさかげんを上から目線で見ている「神」のような気分にさえなるかもしれない。が、先の展開が予測できなかったならば「神」の気分は錯覚にすぎないということだ。

 「タイトルから内容を想像すること自体が無駄である」こと、そこから本映画の仕掛けが始まっているとしか思えない(ウィキペディアにも記述があるように、クーブリック監督はタイトルの直訳しか許さなかったらしい)。本映画が描くのは不合理や不条理ではなく、時にこてこてのコメディスタイルでコーティングした理不尽である。

 人生の至るところに転がっているのにも関わらず、理不尽は実のところ全く笑えない。例えばお金を払って観た映画が面白くなかったとかね。僕にできることは、理不尽を笑い飛ばして生きていることを実感することだけである。「時計じかけのオレンジ」を観れば性的メタファの氾濫に辟易し、「2001年宇宙の旅」を観れば寝てしまう僕は、「博士の異常な愛情(以下略)」を観るたびにちょっとだけ元気をもらうのだ。

2013/02/19

イランのステルス!? F-313

 飛行中の写真としてイランのニュース系ウェブサイトで公開されたイメージがフォトショップによる合成だとか、色々とイチャモンつけられているイランのQaher F-313、個人的にはちょっとカッコイイと思っちゃいました。主翼端の下げ、第二次大戦中のドイツ機的には「リピッシュの耳」みたいな処理が、ぱっと見で横方向安定性悪そうな全体形状と良い塩梅にマッチしてます。翼端下げの処理無しでパイロットの望み通りに飛ぶためには、ユーロファイター・タイフーン並みの制御技術(弱安定化+フライ・バイ・ワイヤによる動的自動姿勢制御)が必要と勝手ながら思っちゃいます。先尾翼が全浮動式ではないことも含めて、ある種の潔さも感じたりします。まず飛んだとしても、旋回半径はデカいし、迎角をちょっとでも大きく取ると瞬時に落ちそう。

 まぁ、エアインテイクが幾らなんでも小さすぎるだろうとか、計器があまりにも高速機っぽくないとか、そんなに小さい機首ではろくなレーダーが載せられないだろうとか、ツッコミどころは色々あるでしょうが、まぁ現時点ではご愛嬌ということで。  ミリタリー関係に強い会社の同僚に「飛んでるシーンがあるよ」と言うと、すかさず「ラジコンじゃね?」。あぁ、心神とかそうだよね、となんとなく納得。

2013/02/17

有難う、ジェリー・アンダーソン

 昨年末の事なので2カ月近く前の話になるが、「サンダーバード」や「謎の円盤UFO」などのTVシリーズを製作したジェリー・アンダーソン氏が亡くなった。タイムリーな時期にいったん本ブログでも取上げたのだが、いかんせん、気持ちが先走って文章がまとまらなかったのですぐにそのエントリは削除した。状況は今も変わらないが、内容は無くてもお礼だけは書いておこうと思う。

 有難う、ジェリー。

2013/02/14

ノースロップ・グラマン社の分散開口システム(DAS) の日本語解説ムービー

 ロッキード・マーチン社のF-35戦闘機の広告が日本の雑誌に掲載された時にはびっくりしたが、そのF-35に搭載されている分散開口システム(DAS)の日本語版の解説ムービーがノースロップ・グラマン社のYoutube Channelにアップされていてびっくり。ちなみにハングル版もアップされている。(雑誌広告を見たことないけど興味のある方はf35.comに行って、日の丸のリンクをたどってみよう。)どうでもいいけど、ノースロップ・グラマン社のムービーはロッキード・マーチン社やボーイング社のムービーと比べて何時までたっても垢抜けない感じがするのはなぜだろう。

 まぁ兵器だって商品なんだから広告があっても変では無いが、掲載先が軍事航空雑誌とは言え戦闘機の広告の対象は誰なのだろうか。F-35Bなら一機欲しいけど、俺には買えんよ、ざっくり100億円だもの。  真面目なところ、DASがパイロットに提供するリアルタイムイメージは、かつてヴァーチャルリアリティと呼ばれた技術の正常進化形、実用形態の一つのようにも思える。Zガンダムのコクピットは全周モニタだったが、劇中の描写ではスクリーン画像の視点がどこなのかさっぱり分からなかった。基本的に自機の一部すらスクリーン上に表示されなかったからだ。が、ムービーを見れば歴然、DAS技術はZガンダムで描かれた全周スクリーンを実現し得るということですね。

2013/02/13

ありぱぱ氏のVOCALOID3 ReWire化ソフトウェアが素晴らし過ぎです

 便利に使わせてもらっていることだし、うっかりこんなところに来てしまった人ぐらいには紹介しておかねばね。

 「ReWireって何?」という人は読まなくても無問題だが、64bit Windows故にVocaloid3 EditorとDAWとのReWireを用いた同期を諦めたことのある人には朗報ですよ。

 ReWireというのは複数のDAWなどの音楽アプリを同期して動作させられる便利な規格なのだが、少なくとも私がCubase6を導入した時点では64bit Windows用のReWireはリリースされていなかった。

 ありぱぱ氏のV3Syncを使えば、(64bit Windowsでも)例えばオケをロード済みのDAWをVocalod3 Editor上からReWireで同期して再生出来るようになる。Vocaloid3 Editorの出力はDAWのオーディオ入力に割り当てられるので、Vocaloid編集段階でもDAW上でエフェクトがかけられるし、Vocaloid3 Editorのオーディオ出力をDAWでそのまま録音もできる(で良いのかな?)。

 V3Syncを公開しているありぱぱ氏のブログはこちら

 ちなみにウチの動作環境は下記の通り、ほとんど5年前のエントリレベルゲームPC並みですね。
 ・CPU:Intel Core2 Quad 2.66GHz
 ・メモリ:8GB
 ・OS:Microsoft Windows 7 64bit
 ・DAW:Cubase6

2013/02/12

Lightwave11.5のGenomaが少し分かってきたよ

 新リグシステムGenomaの本質のひとつはリグ作成の知識の一般化、つまりリグを一から組んだことのない人でもそれなりのリグが短時間で組めるようにすること、にあろうかと思う。その観点から見れば、プリセットのリグ構成自体を調べることが勉強になるはずである。実際そうなのだな、というのがここ3時間ほどGenomaに触ってみての感想だ。はっきり言えば、Lightwaveのリグシステムへの理解の浅さ、誤解の数々に気付いた次第である。

 ローカル座標系での編集機能の未実装はこれまでのLightwaveモデラーの弱さの一つであり、スケルゴンを編集した際に回転軸が捻じれ易い原因でもあったかと思う。Genomaプリセットのリグ構成はその辺りを上手く処理するようにできている。「上手く処理する」方法自体が知識であり、「何故そうするのか」を理解することが勉強と言える。冒頭で新リグシステムと呼んでおきながら変だが、Lightwaveのリグシステム本体の実装ははこれまでと同様だ。が、Genomaという一種のラッパーを挟むことで、使い勝手がかなり変わったとは言えそうだ。

 「リグ構成が楽になってもウェイトマップ作製が面倒なまま」では元の木阿弥だが、ウェイトマップのスケルゴンへの割り当ては楽になったみたい(最初の3分ぐらい見てれば経験者なら分かります)。さっそくこれから試してみませう。

2013/02/10

エフゲニ・ボジャノフのピアノにビビる

 本日の「題名のない音楽会」にはピアニストのエフゲニ・ボジャノフが登場。

 1曲目のショパン「華麗なる大円舞曲」の冒頭の響きですっかり魅了される。何か音が違う、厳密にはこの曲の音として記憶している音と明らかに違う。テンポの変化も少し癖があるかもしれない。時折映像と音楽がズレているかのような錯覚を覚える不思議な感じ。が、とにかく聞いていて気持ち良い。2曲目のラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章」も圧巻。ラフマニノフ好きとしては大満足、これも本当に気持ち良い。

 クラシカルであるから音の足し引きは無いはずである。番組中のコメントによれば秘密の一つはペダルの使い方にあるのだそうだ。さらに「響きを調整するために演奏環境によってペダル操作も変える」のだという。上述の映像と音のズレ感は、手や指の動きと音との関係だけを無意識に追いかけてしまったための錯覚かもしれない。ざっくり言えば、手や指の動きは主に音のアタック(立ち上がり)を、ペダル操作は音のリリース開始のタイミング(音の継続具合)を制御している。音の響きをリリースタイミングでも調整しているならば、指や手、腕の動きからだけでは生み出される響きが予測できないのも道理かとも思える。タイトルの通り、日曜日の朝からすっかりビビってしまった次第である。

SONiKAでポルトガル語曲に挑もうか、と考えてみたものの…

 iTunesのGeniusのレコメンド曲がバッチリ好みなんて経験は未だ無いのだが、それでも何か発見があるんじゃないかと視聴はしてしまう。

 一週間ほど前に明らかに好みから外れた曲をレコメンドされたが、その曲を含むコンピレーション・アルバムに1曲だけピンと来た曲があった。Kaleidoscopio(Kaleido)のMadalena (Youtube)である。

 実はこの曲、別のコンピレーション・アルバムの1曲として既に入手していて、一時期はドライブ時のヘビロテ曲でもあった。まぁ、CDの山から昔良く聞いていたCDを弾みで発見してしまったようなものである。

 インターネットとは便利なモノ、検索で色んなことがすぐに分かる。MadalenaのオリジナルはElis Reginaの歌唱によるもの、歌詞は基本的にポルトガル語(ただし当然ブラジル風)である。「Elis Reginaなんて知らねーなぁ」などと思うのもつかの間、愛聴盤である"Elis & Tom"のElisその人である事に思い至って冷や汗…職場にテクノの話で盛り上がれる人間はいるが、ボサノヴァなどのブラジル音楽の話ができる人間はいない…恥をかかずに済んだといったところ。まぁ、これも一種の再発見である。

 そのあとも色々あったのだが省略して、本題。SONiKAにポルトガル語を歌わせることができるか、という点を改めて調べてみたところ…という話である。

 これも顛末は省略するが、うちのiPodにはポルトガル語-英語辞典を入れてあるので、早速ネットで拾った歌詞の単語の発音と意味をチェックしていく。フランス語にはリエゾン、ドイツ語には動詞の枠構造などの個人的には鬼門があるのだが、ポルトガル語にも二重母音やら「名詞と形容詞は性数に一致」という別の鬼門が待っている。名詞に性も数(単数形と複数形)もない日本語使いとしてはとても辛い。相対的に英語は簡単、というのは実は本当だとつくづく思わされる。

 結論から言うと、真面目にやるのは無理。いきなりpercebeuという単語でお手上げである。この単語は動詞perceberの二人称複数・現在・直接法の活用形で、意味は「理解する」「知る」といった辺りかと思う。発音はカタカナ的には「ペッセベェゥ」と聞こえるが、正確には[pexsebew]となる。実は[x]が曲者、英語にも日本語にも基本的に無い音なのだ。もちろん、英語Vocaloidの発音表にも記載はない。ちなみにネッシーで知られるネス湖を指すロッホ・ネスの「ッホ」は[x]らしいのだが、綴りがLochとあっては英語本来の発音とは思えない。

 [x]は無声軟口蓋摩擦音、バッハの「ッハ」、押井守作品好きには「マッハ軒」の「ッハ」なのである。カタカナ的に「ッ」が入った時点で既にマズいということ、少なくとも英語には無いからねぇ…。

 あ、ちなみにウズベク語歌曲に挑戦して挫折した経験が既にあります。

2013/02/09

Lightwaveを11から11.5へアップデート

 3DCGアプリのLightwave11を11.5にアップデート。

 2カ月近く触ってなかったせいか良く使っていたショートカットキーを忘れていて、モデラーを立ち上げたものの一瞬愕然として固まってしまう。モデラー、レイアウトともに動作はむしろ軽くなった感じ。一方レンダリング時間は短くなった感じはしないが、良く使うレンダリング設定でのノイズは減っているかもしれない。

 新しいリグシステムGenomaには期待大だが、ちょっと触った範囲ではとにかく理屈というか基本的な考え方を理解しないと有難みを享受できそうもない感じ、ちっちゃいボンが予想外の所に入っていたりする。

 取り合えずこの土日に少し触ってみましょう。

2013/02/01

「博士の異常な愛情」と「未知への飛行」のトレーラー

 タイトルが長いよ、「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」。Youtubeで高画質のトレーラーを見つけたので埋め込んでみる。

 最初に観たのはTVで、小学3年生のとき。すげー映画だとぶったまげましたよ、エンディングにシビれました。スタンリー・クーブリック好きはこの作品からで、今でもきっと「2001年宇宙の旅」は観ても寝てしまう。登場人物達は「男一人当たり女十人」とか「俺のパンツはどこだ」とかのたまったり、「平和こそ我らが仕事」なんて看板を挟んで銃撃戦やってたりしてますが、とにかくそんな映画です。オープニングがB-52爆撃機の空中給油シーンだけでしかもその曲か!ってあたりが如何にもクーブリック。観るべし。
 ちなみにこれがオープニングタイトル。本当はエンディングも埋め込みたいけど思いっきりネタバレなので自粛。エンディングを初めて観た時は、まず大笑いはしたもののそれからとてつもなく切なくなったものです。
 「博士の異常な愛情」に対して良くも悪くも引き合いに出されるのが「未知への飛行」。原作の日本語版「未確認原爆投下指令」は中学1年生ごろに読み、映画を観たのは大学生になってから。2000年ごろにリメイクされたやに聞くが、そちらは未見。爆撃機の飛行シーンは基本的にバンク映像で、夜間シーンっぽくするため(?)に白黒反転(ネガ)されてるとかカットによって機種が変わるとかツッコミどころは満載。時間があれば是非観よう。